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プロとアマチュアの違い

更新日:5月8日

海外の国際アマチュアピアノコンクールに出ると「アマチュア」の定義を知ることができます。つまり、アマチュアでないと参加できないので、コンクール主催者がアマチュアをきっちり定義づけているのです。

まずプロと見做されるのは以下のとおり

・ピアノ演奏で生計を立てている

・ピアノ指導で生計を立てている

・音楽学校でピアノを専攻している現役学生(年齢を問わず)

これらに該当する方はアマチュアからは排除されます。


つまり、ここに該当しない方はすべて「アマチュア」と見做され、アマチュアピアノコンクールへの参加権があります。


「生計を立てている」のが条件なので、数名の生徒のレッスンを見ていたとしても、別途メインの収入があり、それを超えない程度ならアマチュアと見做してもらえます。


というわけなので、音大を出ているか否かは、プロかアマチュアかを分ける基準にはならないのですね。あくまで「生計」です。


元々アマチュア国際ピアノコンクールは、音大でピアノを専攻しながら、生活のために別の職業を選んだ人が、その後もピアノと関わり、腕を磨くきっかけとなるように、という目的で開設されたと伺っています。(パリ国際アマチュアピアノコンクール主催者G. Bekerman氏より)

わたしの知る範囲でも、海外のアマチュアピアノコミュニティには世界の錚々たる音楽学校のピアノ科で学んだ人が少なからずいます。ダン・タイ・ソンの同級生という方もそういえばいたなぁ。


この国際基準、日本でも導入したら如何ですかね、、


ピアノを弾く理由は人それぞれ。それぞれのピアノ人生にリスペクトし、互いに楽しみたいですね。





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